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米国株式の運用に不安がある方に情報を提供します。

米国株、売りか買いか 2020年11月19日

このブログでは米国株(s&p500)を中期・長期的に運用されている方向けに今後の値動きを解説します。短期で運用されている方にも、参考にしていただければ嬉しいです。

ではまず、現在の米国株式が買いか売りのどちらかと言いますと
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買いです!

現在コロナウイルスの第3波により多くの地域で新規感染者数が過去最多となり、東京都が警戒レベルを最も深刻なレベルに引き上げたと発表しました。

海外でもヨーロッパでは11月上旬からロックダウンが開始され、最近まで大統領選の影響もあり上昇していた米国株式は熱が冷めたかのように下落し始めています。また、ドル安円高が進んでいる為米国株式に投資している方は不安を抱えていることでしょう。
それに対して世界各国は金融緩和・財政政策により景気を下支えしようと努力しており、ワクチンの供給まであとわずかとなっているため希望も捨て切れません。

不安と希望が入り混じる現状において、米国株式は今後どのように推移していくのでしょうか。

恐らくこのように(やや下向きの)横ばいになるか
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そのまま上昇するかf:id:sp500index:20201119190818p:plain
ですが、現在コロナウイルスが拡大している真っ只中でヨーロッパにて少なくとも12月上旬までロックダウンが継続されることから、果たして人々は前向きに投資を続けられるでしょうか。

この状況を考えるとしばらくは横ばいに推移すると考えられます。ただしワクチンにより状況が改善すれば後者の想定も十分有り得ます。

政府と中央銀行の下支えがある限りは、現状から3月頃のように大幅に下落する事は恐らくないでしょう。 
その意味では長期的には強気でOKです。保有している株式を敢えて売る必要もありませんが、ドル安が気になるようであれば一度売って状況が落ち着くまで様子を見てみるのもありだと思います。